日々是書評

書評初心者ですが、宜しくお願いします ^^

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【冗長で中途半端】スタンフォード式人生を変える運動の科学 - ケリー・マクゴニガル

スタンフォード式人生を変える運動の科学posted with ヨメレバケリー マクゴニガル/神崎 朗子 大和書房 2020年05月09日頃 レビュー ベストセラーだし、おそらく良い本なのだと思う。運動についてはその良さがだいぶわかってきているし、時流に乗った本でもあ…

【人生観・社会生活観】フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか - 堀内都喜子

フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのかposted with ヨメレバ堀内 都喜子 ポプラ社 2020年01月10日頃 レビュー audiobook.jp で人気ランキングに入っていたので聴いてみた。レビューを見ると、そもそも紙の本の時点で結構売れてたらしい。 まず、タ…

【とにかく運動を始めよう】最強脳 - アンデシュ・ハンセン

最強脳posted with ヨメレバアンデシュ・ハンセン/久山 葉子 新潮社 2021年11月17日頃 レビュー 面白くはあった。けれどタイトルの「スマホ脳作者の特別授業」と言うだけあって、やはり内容の薄さは否めない。 スマホ脳は文句なしのベストセラーで、自分も誰…

【政局よりも政治を】総理の夫 - 原田マハ

総理の夫posted with ヨメレバ原田マハ 実業之日本社 2016年12月 レビュー 原田マハさんの、芸術系ではなく社会派系の小説。 内容については、良かったと思う。 女性の社会進出、政治よりも政局を優先する政治家、先送りにされる財政負担…など。人々が考える…

【日本でもクオータ制の導入を】女性のいない民主主義 - 前田健太郎

女性のいない民主主義posted with ヨメレバ前田 健太郎 岩波書店 2019年09月21日頃 レビュー 「時給はいつでも最低賃金、これって私のせいですか」で紹介されていたので気になって買ってみた。 女性のいない民主主義。一見してジェンダーと政治学の本である…

【レビュー】人口減少社会のデザイン - 広井良典

人口減少社会のデザインposted with ヨメレバ広井 良典 東洋経済新報社 2019年09月20日頃 レビュー 「時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか」で紹介されていたので、気になって買ってみた。 人口減少と言えば、誰もが逃れることができない大きな社…

【国内SF小説】魂の駆動体 - 神林長平

魂の駆動体posted with ヨメレバ神林長平 早川書房 2000年03月15日頃 レビュー 神林長平さんと言えば、日本を代表するSF作家の一人だと思う。 この方の作品は、これまでに3作ほど読んできた。哲学的な問いかけを含むような作風で、少し難解な部分はある。 久…