原田マハ
総理の夫posted with ヨメレバ原田マハ 実業之日本社 2016年12月 レビュー 原田マハさんの、芸術系ではなく社会派系の小説。 内容については、良かったと思う。 女性の社会進出、政治よりも政局を優先する政治家、先送りにされる財政負担…など。人々が考える…
アノニムposted with ヨメレバ原田 マハ KADOKAWA 2020年07月16日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle レビュー 面白かった。アート版のオーシャンズ・イレブンと言った感じ。 表題のアノニムとは、謎の芸術集団のこと。芸術と言っても、画家はいない。建築家…
あなたは、誰かの大切な人posted with ヨメレバ原田 マハ 講談社 2017年05月16日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle レビュー 原田マハを読むのはこれで11冊目になる。けれど、短編を読むのはこれが初めて。 収録されたエピソードは6つ。それぞれ、人生の転…
どうも、書評ブロガーの chuck(@chuck_blogger)です。 ブロガーとしてアクセス解析を行っていると、「マチネの終わりに 読みにくい」という検索流入が観測されます。 読書家の自分として結論を言うと、読みにくくはないと思います。でも確かに癖はあります…
レビュー 美術館を作りたいと夢を語った松方。 そしてその夢にほだされた田代。 だけどそのためには、フランス政府に没収されたコレクションの返還が不可欠だった。 戦後の不利な日仏関係のもとでの返還交渉、これは間違いなく熱いストーリーになる。 …と思…
レビュー 原田マハさんの本はこれで三冊目。 「異邦人」で引き込まれて、「本日はお日柄もよく」そして「生きるぼくら」と読み進めてきた。 異邦人の文句なしの星5っぷりとは対照的に、生きるぼくらは文句なしに星3つ。決してつまらなくはないんだけど、無難…
レビュー とても面白くて一気に読んでしまった。 魅力的なキャラクターや、謎解きのような夢中になれるストーリー、そしてアートの歴史と世界。それら全てが、とても読みやすく落ち着いた原田マハの文筆力で展開される。それゃあ面白いに決まっている。 だけ…
レビュー 同じ美術小説として、どうしても「楽園のカンヴァス」や「暗幕のゲルニカ」と比べてしまう。 これらは紛れもない傑作なのに、「たゆたえども沈まず」はどうしても霞んで見えてしまった。 どうして霞んで見えたのだろう。 おそらく、フィンセント・…
暗幕のゲルニカ (新潮文庫)作者: 原田マハ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2018/06/28メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る ニューヨーク、国連本部。イラク攻撃を宣言する米国務長官の背後から、「ゲルニカ」のタペストリーが消えた。MoMAのキ…
カフーを待ちわびて (宝島社文庫)作者: 原田マハ出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2008/05/12メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 55回この商品を含むブログ (53件) を見る もし絵馬の言葉が本当なら、私をあなたのお嫁さんにしてください―。きっかけは絵馬に…
レビュー 原田マハを読むのはこれで7冊目になる。 アートをテーマにしているということは、楽園のカンヴァスや暗幕のゲルニカのようなテイストなのかなと予想しながら読んだ。 中盤までは、星3つな気分で読んだ。面白いのだけど、上述の名作に比べると普通…
ロマンシエ (小学館文庫)作者: 原田マハ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2019/02/06メディア: 文庫この商品を含むブログを見る 政治家を父に持つアーティストの卵・遠明寺美智之輔は、恋愛対象が同性の乙女な男子。同級生の高瀬君への恋心を秘めたまま、日本…