日々是書評

書評初心者ですが、宜しくお願いします ^^

[ジャンル] 政治・社会・国際

【学び直しの入門書】自分ごとの政治学 - 中島岳志

NHK出版 学びのきほん 自分ごとの政治学posted with ヨメレバ中島 岳志 NHK出版 2020年12月25日 「時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?」で紹介されていたので読んでみた。 ページ数は少なく、文章もシンプル。小学生でも読めるのではないかと思…

【タイトル詐欺】老人支配国家 日本の危機 - エマニュエル・トッド

老人支配国家 日本の危機posted with ヨメレバエマニュエル・トッド 文藝春秋 2021年11月18日頃 レビュー 筆者はソ連の崩壊とトランプ大統領の当選を「予知」していたという、人口学に詳しい歴史学者。 本書の中では、これまで世界が辿ってきたパワーバラン…

【政局よりも政治を】総理の夫 - 原田マハ

総理の夫posted with ヨメレバ原田マハ 実業之日本社 2016年12月 レビュー 原田マハさんの、芸術系ではなく社会派系の小説。 内容については、良かったと思う。 女性の社会進出、政治よりも政局を優先する政治家、先送りにされる財政負担…など。人々が考える…

【日本でもクオータ制の導入を】女性のいない民主主義 - 前田健太郎

女性のいない民主主義posted with ヨメレバ前田 健太郎 岩波書店 2019年09月21日頃 レビュー 「時給はいつでも最低賃金、これって私のせいですか」で紹介されていたので気になって買ってみた。 女性のいない民主主義。一見してジェンダーと政治学の本である…

【レビュー】人口減少社会のデザイン - 広井良典

人口減少社会のデザインposted with ヨメレバ広井 良典 東洋経済新報社 2019年09月20日頃 レビュー 「時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか」で紹介されていたので、気になって買ってみた。 人口減少と言えば、誰もが逃れることができない大きな社…

【社会問題のカタログ】#日本ヤバい - 玉木雄一郎

#日本ヤバイposted with ヨメレバ玉木 雄一郎 文藝春秋 2019年07月03日頃 レビュー 2021年衆議院選挙にて議席を伸ばした国民民主党。自分はこの党について、そして代表の玉木雄一郎さんについて何も知らなかったので、勉強のために手に取った。 内容は中々た…

【行政府の暴走を防ぎ、民主主義を守る】国対委員長 - 辻元清美

国対委員長posted with ヨメレバ辻元 清美 集英社 2020年09月17日頃 レビュー 「時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。」で紹介されていたので、気になって読んでみた。 筆者は辻元清美さん。内容は、国対委員長という職務…

時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。 - 和田靜香

時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。posted with ヨメレバ和田靜香/小川淳也 左右社 2021年09月 レビュー タイトル付けがとても上手い。とても気になって買わずにはいられなかった。 内容としては政治に関心のなかった50…

【引用・抜粋】日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか - 矢部宏治

日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのかposted with ヨメレバ矢部 宏治 講談社 2019年02月22日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle レビュー 日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか。非常に心を掴むタイトルであります。 ここ数年、…

【引用・抜粋】総理の影: 菅義偉の正体 - 森功

総理の影posted with ヨメレバ森 功 小学館 2016年08月24日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle レビュー 2020年、安倍晋三の退任により、暫定首相として菅義偉がその座についた。 平成生まれの自分は、菅義偉という人物について、あまり多くを知らない。と…

【主導者なき時代の世界の行く末】「Gゼロ」後の世界 - イアン・ブレマー

「Gゼロ」後の世界posted with ヨメレバイアン・ブレマー/北沢格 日経BPM(日本経済新聞出版本部) 2012年06月 楽天ブックスAmazonKindle 総評 アメリカのパワーが相対的に弱まっていき、主導者なき時代がやってきた。筆者のイアン・ブレマーは、そのような…

【アジア史観を培う】犠牲者120万人 祖国を中国に奪われたチベット人が語る 侵略に気づいていない日本人 - ペマ・ギャルポ

侵略に気づいていない日本人posted with ヨメレバぺマ・ギャルポ ハート出版 2018年02月 楽天ブックスAmazonKindle 総評 チベットについて、自分は多くを知らない。「Free Tibet」という言葉を聞くに、どうやら中国から弾圧を受けていることは分かっていた。…