[ジャンル] ノンフィクション
audiobook.jp の聴き放題に来ていたので聴いてみた。 内容はタイトルの通り。地域再生について。1人称視点の物語仕立てで描かれる。 主人公は、良い大学を出て、東京の良い会社で働いていた男性。実家の用事で地元に帰省した際、ひょんなことから地域再生に…
西成で生きるposted with ヨメレバ花田 庚彦 彩図社 2021年03月27日頃 レビュー オーディオブックで聴き放題プランに来ていたので聞いてみた。 西成と言うと大阪の一つの地域。世間的な評判として「ヤバい地域」というのはよく聞いていた。 自分自身大阪への…
目の見えない人は世界をどう見ているのかposted with ヨメレバ伊藤亜紗 光文社 2015年04月16日頃 少し面白かった、と思う。 例えば、道の話。目が見える人々は、ただ決められた順路に従って歩く。それはベルトコンベアのようで二次元的。一方で、目の見えな…
スタンフォード式人生を変える運動の科学posted with ヨメレバケリー マクゴニガル/神崎 朗子 大和書房 2020年05月09日頃 レビュー ベストセラーだし、おそらく良い本なのだと思う。運動についてはその良さがだいぶわかってきているし、時流に乗った本でもあ…
この国の不寛容の果てにposted with ヨメレバ雨宮 処凛 大月書店 2019年09月16日頃 レビュー 2019年、安倍政権下で出版された本書。 新自由主義や自己責任論がはびこったこの社会は、どうしてこうなってしまったのか、そしてどこに向かっていくのか。そんな…
時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。posted with ヨメレバ和田靜香/小川淳也 左右社 2021年09月 レビュー タイトル付けがとても上手い。とても気になって買わずにはいられなかった。 内容としては政治に関心のなかった50…
五輪と戦後posted with ヨメレバ吉見 俊哉 河出書房新社 2020年04月28日頃 レビュー 2021年、コロナ禍の中で強行開催されたオリンピック。 自分はやや反対派だったけれど、オリンピックの歴史に詳しくないことに気がついた。 オリンピックとは何なのか。それ…
日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのかposted with ヨメレバ矢部 宏治 講談社 2019年06月22日頃 レビュー 大変面白かった。前作の「日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか」に引き続き、本作も大変学びのある一冊だった。 日本が適切に戦…
スウェーデン 福祉大国の深層posted with ヨメレバ近藤 浩一 水曜社 2021年01月25日頃 楽天ブックスAmazonKindle レビュー ツイッターで橘玲さんが紹介していて、気になったので読んでみた。 スウェーデンといえば漠然と良いイメージがあった。働き方は効率…
posted with ヨメレバAmazonKindle楽天ブックス楽天kobo レビュー タイトルの「衝撃」と言うほどの驚きはなかった。いわゆる8050問題だよなぁ、と言ったところ。 文書は良く言えば平易、悪く言えばやや退屈。作家ではなく取材班による執筆?だから、そこはし…
相模原障害者殺傷事件posted with ヨメレバ朝日新聞取材班 朝日新聞出版 2020年07月07日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle レビュー 本書が取り扱うのは、2016年に相模原市で起きた殺傷事件。書き手は朝日新聞の記者ら。 生産性と生命に関する話題が絶え…
男子の本懐(新潮文庫)作者:城山三郎発売日: 2013/04/01メディア: Kindle版 レビュー 戦後日本における金解禁のドラマを描いた小説。中心となる人物は2人。浜口雄幸と井上準之助。彼らは性格こそ正反対だったものの、魂から通じ合い、戦後の日本経済に大き…
東京貧困女子。posted with ヨメレバ中村 淳彦 東洋経済新報社 2019年04月05日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle 総評 テレビやネットニュースでしばしば、「若者の貧困」と言った特集が組まれる。世間の反応は往々にして厳しい。 「家賃が高すぎる」「携帯…
刑務所しか居場所がない人たちposted with ヨメレバ山本 譲司 大月書店 2018年05月17日 楽天ブックスAmazonKindle 総評 世間知らずの自分だから、刑務所の実態を知らずに生きてきてしまった。 我々の想像に反して、イベントごとを重視している刑務所もあるの…