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オードリー・タン 自由への手紙posted with ヨメレバオードリー・タン/クーリエ・ジャポン編集チーム 講談社 2020年11月19日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle レビュー 台湾におけるコロナ対策のキーパーソンとして、一躍有名になった感のあるオードリー…
私とは何かーー「個人」から「分人」へposted with ヨメレバ平野 啓一郎 講談社 2012年09月14日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle レビュー 平野啓一郎さんを読むのはこれで2度目。1冊目は「マチネの終わりに」だった。なので、エッセイを読むのは初めて…
誰のためのデザイン?増補・改訂版posted with ヨメレバドナルド・A.ノーマン/岡本明 新曜社 2015年04月 楽天ブックスAmazonKindle 総評 扱うテーマはまず、デザインそのものについて。良いデザイン、悪いデザインについて説かれる。 「アフォーダンス、シ…
未来の年表 人口減少日本でこれから起きることposted with ヨメレバ河合 雅司 講談社 2017年06月14日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle レビュー ブクログで見かけて気になったので購入。 人口減少と言えば、もちろん大きな社会問題。しかし本書は、それ…
阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らしposted with ヨメレバ阿佐ヶ谷姉妹 幻冬舎 2020年02月06日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle レビュー 言わずと知れた阿佐谷姉妹が書く、日常的エッセイとのことで。気になったので手に取ってみた。 存外よかった。 2人…
復活の日posted with ヨメレバ小松 左京 KADOKAWA 2018年08月24日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle レビュー 2020年、コロナウイルスが世界を席巻した。そこで話題になったのがウイルスの流行を題材とする本作。 脅威の死亡率を持つ謎のウイルスが世界に…
お酒の経済学posted with ヨメレバ都留 康 中央公論新社 2020年07月21日頃 楽天ブックスAmazonKindle レビュー お酒の経済学。大学で経済系を専攻し、そしてお酒が好きな自分にとっては、なんとも気になるタイトルである。 内容については、予想していたより…
潮騒改版posted with ヨメレバ三島由紀夫 新潮社 2005年10月 楽天ブックスAmazonKindle レビュー 三島由紀夫を読むのはこれで5冊目になる。 1冊目は言わずとしれた「仮面の告白」。正直、詳細な内容は忘れてしまった。 2冊目は「行動学入門」。エッセイのよ…
生の短さについて 他二篇posted with ヨメレバセネカ/大西 英文 岩波書店 2010年03月16日頃 楽天ブックスAmazonKindle レビュー ブクログで見かけて気になったので購入。 セネカは古代ローマ時代の哲学者。高校世界史で学んだのが懐かしい。 本書は「生の短…
すばらしい新世界〔新訳版〕posted with ヨメレバオルダス・ハクスリー/大森 望 早川書房 2017年01月07日頃 楽天ブックスAmazonKindle レビュー ジョージ・オーウェルの「1984年」と並び、ディストピア小説の祖とされる「すばらしい新世界」。ついに読むこと…
天地明察(下)posted with ヨメレバ冲方丁 角川書店 2012年05月 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle レビュー 天地明察の上巻は、春海の成長ストーリーの様相を呈した。下巻はどちらかと言えば、暦の制定プロジェクトがメインになってくる。 暦の制定プロジ…
虐殺器官新版posted with ヨメレバ伊藤計劃 早川書房 2014年08月 楽天ブックスAmazonKindle レビュー まず、海外ドラマっぽさを感じた。アクションあり、ミステリーあり、そしてSFあり。1冊の娯楽小説として、安心してその展開に身を委ねることができる。 構…
天地明察(上)posted with ヨメレバ冲方 丁 KADOKAWA 2012年05月 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle 総評 冲方丁を読むのは「十二人の死にたい子どもたち」に続き、これで二冊目。 天地明察については、名前を知っていた程度。なんとなく、タイトルとあらす…
あなたは、誰かの大切な人posted with ヨメレバ原田 マハ 講談社 2017年05月16日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle レビュー 原田マハを読むのはこれで11冊目になる。けれど、短編を読むのはこれが初めて。 収録されたエピソードは6つ。それぞれ、人生の転…
ビット・プレイヤー (ハヤカワ文庫SF)作者:グレッグ イーガン発売日: 2019/03/31メディア: Kindle版 書評 グレッグ・イーガンによるSF短編集。6つのそれぞれ領域の異なるストーリーが収録されている。 SF的な紹介をするなら、以下の通りになる。 七色覚: 身…
てのひらの宇宙 (星雲賞短編SF傑作選) (創元SF文庫)発売日: 2013/03/21メディア: 文庫 総評 あの大森望さんが編纂したSF短編集。収録されるのは、星雲賞を受賞した短編たち。 あまり期待せずに読み始めたところ、案外よかった。短いながらもストーリーや世界…
ロング・ロング・アゴーposted with ヨメレバ重松清 新潮社 2012年07月 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle レビュー 総評 読書家さんからオススメされた一冊。「再会」をテーマにした短編集とのことで、興味を惹かれた。 自分の選好として、短編集はあまり得…
Out(下)posted with ヨメレバ桐野夏生 講談社 2002年06月15日 楽天ブックスAmazonKindle レビュー 先の展開が気になるような、絶妙な終わり方をした上巻。対して、下巻では予想外な方向へと物語が進行する。 定形通りなら、物語の主眼は「犯行がバレるのか…
非常識な成功法則新装版posted with ヨメレバ神田昌典 フォレスト出版 2011年10月 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle レビュー とあるユーチューバーが紹介していたので購入してみた。 まず、文面から感じられる筆者の人柄に惹かれる。あけっぴろげで正直、…
命売りますposted with ヨメレバ三島由紀夫 筑摩書房 1998年02月 楽天ブックスAmazonKindle 総評 主人公の羽仁男は、自殺未遂に失敗して病院で目が覚める…という、とっても奇抜な始まり方をする小説。 「一度死んだ」人間は向かうところ敵なしで、「命売りま…
日の名残りposted with ヨメレバカズオ・イシグロ/土屋政雄 早川書房 2001年05月31日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle 総評 端的に言えば「かつての同僚に会いに小旅行をする」という、それだけの物語なのだけど、その進行は非常にゆるやか。文量の大半は…
塩狩峠改版posted with ヨメレバ三浦綾子 新潮社 2005年02月 楽天ブックスAmazonKindle 書評 三浦綾子と言えば、最も有名な著作は「氷点」だと思う。かく言う自分も、まず氷点を読んだ。 それから、ツイッターで「塩狩峠」の名前を見るようになった。例えば…
デッドラインposted with ヨメレバ千葉 雅也 新潮社 2019年11月27日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle 総評 ところどころ、難解な小説だった。と感じるのは、自分に哲学の素養がないからかもしれない。 この小説は哲学を専攻するゲイの大学院生を主人公とす…
総評 「LGBT初級講座」と銘打った本書。1人のゲイ当事者として手にとってみた。 「LGBT」とは言え筆者はゲイであり、ゲイの視点が多い。しかし杉野文野さんというトランスジェンダーの友人の話が度々登場する。文中では杉野文野さんの書籍が紹介されており、…
所有せざる人々 (ハヤカワ文庫SF)作者: アーシュラ・K・ル・グィン,Ursula K. Le Guin,佐藤高子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1986/07/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 76回この商品を含むブログ (37件) を見る レビュー SF小説の必読書と言われる…
ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。posted with ヨメレバ幡野 広志 ポプラ社 2019年05月28日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle レビュー がん患者である幡野広志さんが書かれたエッセイ。命について、家族について、人生について、丁寧に描…
いま集合的無意識を、posted with ヨメレバ神林長平 早川書房 2012年03月 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle レビュー 総評 神林長平による、意識をテーマにした短編集。全6篇。 国内SF作家の第一人者によるSF短編集。非常にわくわくしながら読んだ。 果たし…
おやすみ、東京posted with ヨメレバ吉田篤弘 角川春樹事務所 2019年09月14日 楽天ブックスAmazonKindle レビュー 吉田篤弘については詳しくないのだけど「おやすみ東京」というタイトルとこの表紙はちょっとズルい。一度目にしたら気になってしまう魅力があ…
マチネの終わりにposted with ヨメレバ平野 啓一郎 文藝春秋 2019年06月06日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle レビュー 平野啓一郎を初めて読む。以前から気になった作家ではあるけど。 「マチネの終わりに」は恋愛小説であり、どちらかと言えば苦手分野。…
農ガール、農ライフposted with ヨメレバ垣谷美雨 祥伝社 2019年05月15日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle レビュー 垣谷美雨さんの作品を読むのは何冊目になるんだろう。今回もご多分に漏れず、及第点を軽く超えてくる出来栄え。 社会問題に触れつつも良…